「デフレの正体 – 経済は人口の波で動く」の著者に聞く
“Silver Tsunami”, or Non-monetary deflation in Japan
藻谷浩介 日本政策投資銀行 地域企画部参事役
Mr. Kousuke Motani, Senior Vice President, Regional Planning Department, Development Bank of Japan Inc., Tokyo
日時：February 11th, 2011 at 12:00pm-2:00pm
場所：The Fairmont Hotel, 2401 M Street, Washington, DC 20037
会費：会員/Member ＄３０、非会員/Non-member ＄４０
日本の貿易収支は、対米国、EU、中国、韓国、台湾、シンガポールなどですべて黒字。だが、対フランス、イタリア、スイスでは赤字です。中身を見ていくと、これからの日本が磨くべき国際競争力が見えてくる。日本の国内新車販売は、リーマンショック後から激減したのでしょうか。実は国内景気が堅調だった2005年に既に減り始めていた。それはなぜか？
著書の指摘の一つが、前年同期比などの「率」での大騒ぎや誤解が多く、「絶対数」変化の長期トレンドが見えていない、との点。他に「目からウロコ」の内容が多数です。私たちは米国の研究者や政策担当者から、日本経済の現状について質問されることも多い。でも、私たち自身が正しく理解できているのでしょうか？ この点でも目が覚める講演内容になると思います。
著者の藻谷浩介氏は、1988年東京大学法学部卒、日本開発銀行（現、日本政策投資銀行）に入行。New York の Columbia University Business School留学や日本経済研究所出向などを経て、2000年頃から地域振興の各分野で研究・著作・講演を行っています。平成合併前の約 3200市町村のほぼすべてと、海外 59ケ国を概ね私費で訪問。現場での実見に、統計や郷土史を照合、地域特性を多面的かつ詳細に把握しています。累計3000回以上の講演経験のある方です。
講演は日本語で行いますが、質疑は英語もＯＫです。
今回の会場は、定例の Fairmont Hotel にて。皆様奮ってのご参加をお待ち申し上げます